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≪コンサルティングからカウンセリングへ≫
理念経営は全社員経営です。一人一人が経営者として自立し、自ら動くという理想的経営論です。しかし、従来の経営論に基づいたコンサルティングの考え方は一方的指示や命令や指導的要素が強く、社員の自立を妨げる可能性が高いのです。これはコンサルティング業がどうこうという問題ではなく、新時代の経営においては『指導』ではなく『自立』を促進させる経営が最も理想であるということなのです。そのためには従来のコンサルティング的手法をまずはカウンセリング的手法に切り替えるべきなのです。
カウンセリング的手法とは、一人一人の自立を引き出すキッカケを創る手法です。カウンセリングとは『聴く』ということを重視しますが、聴くということは逆に言えば、クライエント(相手)が話すということです。話すという行為は自らの考えの整理や確認になり、より良いカウンセリングが出来れば想像力が引き出され、やる氣を生み出し、企業経営に大きなプラス発想へと繋がるのです。これは同時にクライエントの自立を生み出します。
プログレスとコンサルティングの違いは、主体性を持つ立場の違いです。本来コンサルティングもプログレスも主体はクライエント(顧客)であるはずです。しかし、一方的指示・命令・指導に価値を見出すコンサルティングが多すぎるのです。それでは本当の指示・命令・指導は出来ません。クライエント自身が自ら考え、主体的に動いてこそ企業経営は成功へと向かうのです。その主体性を引き出すキッカケとなるのがカウンセリング手法なのです。
これは経営者や管理職などのリーダーが部下に対する時に大変重要な手法です。聴くことも出来ない一方通行のリーダーがどれだけ立派な「指示」や「命令」や「指導」をしても質の高い仕事を創造することなど出来ないのです。もちろん言うまでもなく、リーダーの仕事は「指示」や「命令」や「指導」をする事ですが、最も大切なことはその成果です。どういう状態で指示・命令・指導をしても、サラリーマンのほとんどはそれに従うはずはずです。しかし、その結果は本質的な成果へとは繋がりません。理念経営など出来るわけがないのです。リーダーは部下に対して、いかに成果に繋がる環境や人間関係を創ることが出来るか?それを真剣に考え、行動するべきなのです。
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