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対談
【今回の対談の日時】
2003年11月17日
【対談の相手】
鵜飼 清氏:株式会社扇屋商店 代表取締役
  岡本浩延氏:株式会社岡本總本店 代表取締役
  深川雅央氏:東新住建株式会社 執行役員
窪田
本日は窪田経営塾の卒塾生代表として3名の方に来ていただきました。ありがとうございます。まず自己紹介からお願いします。
鵜飼 包装資材の卸と、環境関係の商品も一部扱っています。
岡本 一般家具の小売業です。
深川 主に東海三県を中心に、分譲住宅の販売・施工、注文住宅や賃貸物件の建築・施工と販売をしています。
窪田 では窪田経営塾を受けられた感想を教えてください。
鵜飼 この塾は、実践をしないといけないという環境を作ってくれますよね。そこが他と違うと思います。少人数制できめの細かい配慮をいただくので、学びが濃くなっていいですね。
岡本 決めたことは確実に実行するという心構えができるところがいいですね。何のために仕事をするか、何のために生きているかを考える機会が多いので、改めて随分考えさせられました。
深川 この塾では、まず仕事のことからは離れて塾のことだけを考えなさいと言いますよね。ですが、却って仕事について氣づくことが多いのです。一日に10個も20個も氣づきがあって、これはすぐにでもできるなとか、氣がついたらどんどん実行したくなります。
窪田

今回の人選は、面白いんですよ。岡本さんが7期、鵜飼さんが13期、深川さんが17期卒業でばらばらなのですが、実は鵜飼さんの息子さんと岡本さんの弟さんが17期生で深川さんと同期なんですよね。ですから皆さん繋がりがあるんです。
鵜飼さんは、親子で塾を出られた初めてのケースですが、息子さんは窪田経営塾に出られて変わりましたか。

鵜飼 私が勝手に参加を決めたので、最初は相当抵抗されました。なぜ行かないといけないのかが理解できなかったようです。でも参加しているうちに、何となくわかってきたようですね。それが肌で感じられました。
窪田 同じ期で見ていてどうでしたか、深川さん。
深川 明るくて素直な方ですよね。塾で学んでいくうちにだんだんお父さんの仕事を理解していく様子がわかりました。私も父が経営者なので、同じような感じなんだなと思って見ていました。
窪田 岡本さんの弟さんも卒塾生ですが、変わられたところはありますか。
岡本 窪田先生とは、塾に入る前からお話する機会があったので、ずっと理念経営に興味を持っていたようです。実際の塾に出てみた後は、実践的になった氣がします。
窪田 さて、塾後、理念経営を実践されているかどうかをお尋ねしたいと思います。深川さんから以前いい話を聞いたので、皆さんに話してもらえませんか。
深川

私はずっと製造部門にいましたので、営業の方法とか全く知らなかったんです。1年半前ぐらいに営業をするということになりましたが、皆スタッフが素人ばかりで実績があがりませんでした。
そこで、皆には「よし、見本を見せてやろう」と言って偶然3件契約が取れたんです。その中のお一人なんですが、高橋さんというお客様がいらっしゃいました。その方とは全く家の話はせず、20年、30年のつきあいになるのだから、いいお付き合いをしたいという思いで語り合ったんです。そうしたら氣にいってくれまして、既に賃貸の契約をしていたにも関わらず、それを解約し、すぐに家の購買手続きをしてくださいました。そして家を買ったことが結婚のきっかけになったと言ってくださって、先月披露宴にも呼ばれまして出席させていただきました。
部下に伝えるためには、自分が実践して見せないといけないと思っているので、その一つのできごとです。

窪田 ご自分の中にあるものがにじみ出た結果ですよね。
岡本 私どもも家具屋なので、今のお話と共通の部分があります。まずお客様とお会いしたら、自分のことを話してリラックスしてもらってから、その方のライフスタイルについてお話しするんです。商品の話はその後ですね。
今は社長という立場で、そのように熱く語れる販売員をどれだけ増やすかが、私の課題なんです。
窪田 深川さんの話を聞いてどう思われましたか、鵜飼さん。
鵜飼 理念を実践しようとするのではなく、自然にできているのがすごいなと思いました。
窪田 相手の立場に立って言う。無理に売ろうと思ってやっていないということですよね。
では、それぞれの理念をお話してもらえますか。
岡本 「縁、進化、共成」です。縁とは、縁を持ち、そして長くつきあいたいという思いがこもっています。進化には現状にとどまっていてはいけないという思い。そして共成とは、共に成長していきたいという意味をこめています。
深川 「ほしいものを、つくります」です。7月に全社員の前で発表しましたが、この理念は奥が深いです。サラリーマン意識では理解できないと思います。家を作るだけではなく、自分で考え、経営者意識を持って考えなさいという意味が入っています。最近では役員に、社長にばかり頼っていてはいけないという意識が芽生えてきたように思います。
鵜飼 「歓動」です。よろこんで動くというとこです。ニーズをつかんで提案し、お客様に喜んでいただきたい。それを感じられる人となってほしいと社員には期待しています。
 

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